天使の末裔である、翼ある王族の治めるエスライン王国の王宮図書館司書、王司書であるユーリアに、王宮騎士のバルトーが護衛としてつけられた。ユーリアは、人の感情を、頭上に浮かぶ王冠状の存在『クラウン』から読み取り、害意を物理攻撃にして跳ね返す事の出来る異能者である為、バルトーを追い返してしまう。しかし王太子の強制によって、バルトーと王宮図書館で暮らさなくてはならなくなり、二人は親睦を深めていく事になる。ある日、悪魔の手先である半魔が現れ、ユーリアが狙われる。ユーリアの能力も役に立たず、バルトーは何も出来ずに、国王によって窮地を救われる。そして、ユーリアが実は王女で、太古に途絶えた『聖女』である事を説明される事になった。
更新:2017/7/24
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